2009-01-01から1年間の記事一覧

2009-2010

去年は大晦日にこんなことを書いていた。→2008-2009。はははと笑うしかない。今年も同じです!以上!!としたいところだが、そうも行かないと思うので今年も書く。同じようであっても、1つとして同じ日はない。ブログを書くようになって10年以上そう思って書…

「アバター」

12月30日。109シネマズ川崎でジェームズ・キャメロン「アバター」。IMAX 3Dで見たくてわざわざ川崎まで行った。今年映画館で観た映画のちょうど120本目だった。予告編が解禁された当初は、今更「アバター」とかってタイトルで、青い異星人の映像を見たときは…

豊田道倫with昆虫キッズ@渋谷O-nest

12月29日。もう何年目になるだろうか?自分の中では年末の恒例行事となっている豊田さんのライブ。餅つきとか第九とか紅白とかガキの使いとか、もうそういうレベル。豊田道倫という歌手はそういった恒例/日常を異化してしまう存在でもあるのだけど、僕にと…

「彼女について私が知っている二、三の事柄」

シネマヴェーラで「ヌーヴェルヴァーグの50年」。ジャン=リュック・ゴダール「彼女について私が知っている二、三の事柄」。彼女について私が知っている二、三の事柄 HDニューマスター版 [DVD]出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ発売日: 2008/02…

「東のエデン 劇場版I The King of Eden」

シネセゾン渋谷。テアトルの株主カードでタダで観ることが出来るから・・というわけでもないのだけど、「東のエデン」のテレビ版も観ずに鑑賞。前知識はテレビ版をコミックにしたフィルムコミック読んだだけ。結論としては、劇場版のPart2を観ないとなんとも…

「誰がため」

23日。シネマライズで「誰がため」。書くのを忘れた。観ました、とだけ書いておく。

いろいろテレビで観た映画のメモ

ま、我ながら映画館にもよく行ってると思うけど、テレビでやってる映画も録画して観たりしてるので、そのメモメモ。 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲 映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]出版社/メー…

宇都宮徹壱/フットボールの犬

実家への往復の新幹線の中で読了。フェロー諸島のとっても小さなナショナルスタジアムの写真が最高だった。88分まで、ドイツ代表を追い詰めた代表チームの話とかでうるうる来た。宇都宮さんの文章や写真はとても正直で、自然で、そして何より酒とサッカーへ…

アラン・ムーア、エディ・キャンベル/フロム・ヘル

読了。去年「新しい太陽の書」を読んだ時の感覚に近い。どこか深い、知らない場所へ連れて行かれるような感覚。でもその場所のことはなんだか昔から知っていたような。もう1回、注釈を読みながら読み返したい。そして奇麗に本棚にしまいたい。そういう本。…

ソウル・フラワー・ユニオン/アクア・ヴィテ

ライブ会場で買った。タイトル曲はちょっとメロウなレゲエ。Newest Model時代の曲で大好きだった「もっともそうな二人の沸点」が収録されてるのがうれしかった。追悼のカバーが2曲。RCサクセションのカバーは「ぼくの好きな先生」。マイケル・ジャクソンのカ…

ソウル・フラワー・ユニオン/年末ソウルフラワー祭2009@yebisu LiquidRoom

12月12日土曜日。まさにお祭り。人生おめでとう!という言葉が師走の恵比寿で嘘じゃなくひびく。中川氏はいきなり最初のMCで「TwitterのTL見てたらさー」みたいなことを言ってて思わず笑ってしまう。Twitterを通して世界を見ると、その様子はそれまでとはま…

「マラドーナ」

日曜日。世界クラブワールドカップ決勝のエストゥディアンテスとバルセロナの試合を見る。ベロンの頑張りに感動しつつ南米王者を応援していたが、最後にはメッシが決めた。二人のアルゼンチン人の活躍を見ていたら、たまらない気分になってきたので映画に行…

「マイマイ新子と千年の魔法」

土曜日。新宿ピカデリーで「マイマイ新子と千年の魔法」。Twitterで偶然知った映画。観てよかった。何が素晴らしいって、空想が現実逃避の空想じゃなくて、現実と完全に地続きになっているところ。妄想が妄想として力を持つ、という映画も嫌いじゃないが、余…

「キャピタリズム マネーは踊る」

土曜日。シャンテシネで「キャピタリズム マネーは踊る」。原題は"CAPITALISM: A LOVE STORY"。マイケル・ムーアすごい。堂々たる映画。逃げず、ひるまず、怯えず、何一つ恥じる事無く、立ち向ったのは資本主義。ドーン、とそびえ立つ現代のゆるぎなき思想に…

「カールじいさんの空飛ぶ家」

日曜日。六本木ヒルズで「カールじいさんの空飛ぶ家」。原題は"UP"。まあ、今年観た映画の中でも、総泣き時間で言えばダントツの一位なんじゃないかと思うくらいに泣いたな、俺。予告編だけでも駄目だったし、今また公式サイトで予告編を見ても無くという有…

山城新伍とその時代「俗物図鑑」

火曜日。シネマヴェーラで山城新伍追悼特集「俗物図鑑」。 筒井康隆(=おそらく俺が、P.K.ディックと並んで今までの人生で一番読みふけった作家)原作。狂った原作と同じく、映画も見事に狂っていた。山城新伍以外にほぼまともな役者は登場せず、平岡正明、…

本を読もう

電車の中ではiPhoneばっかりいじってる。暇があれば映画館に行っている。家では料理と録画してた映画など。。というわけで劇的に本を読む時間が減っている。これはイカンと真面目に思ったので、ここに本をちゃんと読む事を宣言しようと思う。とりあえず年内…

新潟 1-1 東京

土曜日。テレビでJリーグディヴィジョン1最終節。前夜はガラにもなく夜更かしして、ワールドカップの組分けを見ていたりしていたわけで、一夜明ければ今シーズンも最後の試合という、なんとも世界とローカルを繋ぐ素敵な一日。(ま、新潟には行かずテレビで…

山城新伍とその時代「札幌・横浜・名古屋・雄琴・博多 トルコ渡り鳥」

金曜日。シネマヴェーラで山城新伍追悼特集「札幌・横浜・名古屋・雄琴・博多 トルコ渡り鳥」。芹明香ちょうかわいい。フェイクドキュメンタリーっぽくトルコ嬢たちやそのヒモのインタビューが入る。ナレーションが山城新伍。ふざけまくっているようで、結局…

山城新伍とその時代「塀の中の懲りない面々」

日曜日。シネマヴェーラで山城新伍追悼特集「塀の中の懲りない面々」。これ監督が森崎東だったのね、今日知った。昔テレビで観た印象しかなかったけど、なかなかどうして面白い。小柳ルミ子がすごく奇麗。柳葉敏郎は寝ながら「インターナショナル」歌うシー…

山城新伍とその時代「怪猫トルコ風呂」

日曜日。シネマヴェーラで山城新伍追悼特集「怪猫トルコ風呂」。室田日出夫、殿山泰司、山城新伍、みんなやり過ぎ(笑)の演技がすごい。谷ナオミさんはエロいはずが、最後は化け猫(あんまり怖くない・・・)となって復讐の鬼となっちゃうし、妹役の女の子…

「高麗葬」

木曜日。シネマート六本木でキム・ギヨン特集上映「高麗葬」。1963年の作品。近年になって復元されたものの、20分程映像の欠落のあるかたちでの上映。しかしこれはとんでもない傑作だった。姥捨山のお話なんだけど、ディザスタームービーと言っていいほど、…

「下女」

金曜日。シネマート六本木でキム・ギヨン特集上映「下女」。1960年の作品。ついにずっと観たかった「下女」を観ることが出来た。なんという怪作。メロドラマ、サスペンス、ホラー、コメディ、・・・なんとも言えない異様な世界にやられた。ラストはずっこけ…

東京 1-0 神戸 ありがとうの日

土曜日。味の素スタジアムで東京のホーム最終戦。新潟に行かない僕にとって(そして同じく多くの人にとって)浅利と藤山のラストゲームの日だった。残留の決まっていない神戸はガッチガチに勝ち点を取ろうとするサッカーで、東京の方はボールはそれなりに回…

「死んでもいい経験」

金曜日。六本木シネマートでキム・ギヨン「死んでもいい経験」。なんという珍妙な映画!金曜の夜、飲みにも行かず、楽しげに男と女が集う六本木でこんな映画体験をしたことを誇りに思うわマジで。自動車教習所で出会う3人の女たち。一人は80年代的ブリッコ…

「アンナと過ごした4日間」

日曜日。シアターイメージフォーラムでイエジー・スコリモフスキ「アンナと過ごした4日間」。曇り空しかない街。陰鬱すぎる人々の表情。子どもたちの姿が皆無な田舎町の風景。病院、病人、警察、警官、犯罪、逮捕・・・何一つ楽しいことは描かれない映画。た…

『ライブテープ』東京国際映画祭日本映画ある視点部門作品賞受賞&『SPOTTED701』最新号(VOL.12)発売記念イベント@阿佐ヶ谷ロフトA

木曜日。阿佐ヶ谷ロフトAでのイベント。今回は刊行以来密かに愛読していた『SPOTTED701』の最新号に寄稿させて頂いたご縁で、御招待頂いたので喜び勇んで行って来た。(実はこういうイベントに全然行ったことがなくて、今回が初めてでなんとなく緊張してたん…

デッド・キャット・バウンス

日曜日。西巣鴨の「にしすがも創造舎 」(=廃校の体育館がステージでした)でフェスティバル・トーキョー'09 デッド・キャット・バウンス。 クリス・コンデックが誘うのは、観客が支払ったチケット代を原資にした、90分間の投資ゲーム・ショーの世界。 ロン…

松嶋×町山 未公開映画を観るTV のメモ

毎週録画しているのだけど、結構観るのに体力を消耗するので結構たまってしまっている。つまらないわけじゃないんだけど、観ながら寝てしまうこともしばしば。映画を映画館で観る緊張感がないからかもな。http://www.matsumachi.com/backnumber/index.html …

「母なる証明」

先週の日曜日。吉祥寺でアンヴィル観た後、井の頭線に乗って渋谷に戻って、シネマライズでポン・ジュノ「母なる証明」。どうしても「殺人の追憶」(名作だった・・)を思いだしてしまうミステリーだけど、こんどの映画はあれとはちょっと違う怪獣映画だった…