2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

東京 1-0 神戸 ありがとうの日

土曜日。味の素スタジアムで東京のホーム最終戦。新潟に行かない僕にとって(そして同じく多くの人にとって)浅利と藤山のラストゲームの日だった。残留の決まっていない神戸はガッチガチに勝ち点を取ろうとするサッカーで、東京の方はボールはそれなりに回…

「死んでもいい経験」

金曜日。六本木シネマートでキム・ギヨン「死んでもいい経験」。なんという珍妙な映画!金曜の夜、飲みにも行かず、楽しげに男と女が集う六本木でこんな映画体験をしたことを誇りに思うわマジで。自動車教習所で出会う3人の女たち。一人は80年代的ブリッコ…

「アンナと過ごした4日間」

日曜日。シアターイメージフォーラムでイエジー・スコリモフスキ「アンナと過ごした4日間」。曇り空しかない街。陰鬱すぎる人々の表情。子どもたちの姿が皆無な田舎町の風景。病院、病人、警察、警官、犯罪、逮捕・・・何一つ楽しいことは描かれない映画。た…

『ライブテープ』東京国際映画祭日本映画ある視点部門作品賞受賞&『SPOTTED701』最新号(VOL.12)発売記念イベント@阿佐ヶ谷ロフトA

木曜日。阿佐ヶ谷ロフトAでのイベント。今回は刊行以来密かに愛読していた『SPOTTED701』の最新号に寄稿させて頂いたご縁で、御招待頂いたので喜び勇んで行って来た。(実はこういうイベントに全然行ったことがなくて、今回が初めてでなんとなく緊張してたん…

デッド・キャット・バウンス

日曜日。西巣鴨の「にしすがも創造舎 」(=廃校の体育館がステージでした)でフェスティバル・トーキョー'09 デッド・キャット・バウンス。 クリス・コンデックが誘うのは、観客が支払ったチケット代を原資にした、90分間の投資ゲーム・ショーの世界。 ロン…

松嶋×町山 未公開映画を観るTV のメモ

毎週録画しているのだけど、結構観るのに体力を消耗するので結構たまってしまっている。つまらないわけじゃないんだけど、観ながら寝てしまうこともしばしば。映画を映画館で観る緊張感がないからかもな。http://www.matsumachi.com/backnumber/index.html …

「母なる証明」

先週の日曜日。吉祥寺でアンヴィル観た後、井の頭線に乗って渋谷に戻って、シネマライズでポン・ジュノ「母なる証明」。どうしても「殺人の追憶」(名作だった・・)を思いだしてしまうミステリーだけど、こんどの映画はあれとはちょっと違う怪獣映画だった…

「イングロリアス・バスターズ」

月曜日。六本木ヒルズで「イングロリアス・バスターズ」。素晴らしい。今年観た映画の中でも、ベストのうちの1本。今でも思い出すたびに素晴らしくって泣きそうになる。タランティーノよりも映画をうまく作る人や、芸術的に優れている人は沢山いるだろう。…

「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」

日曜日。吉祥寺バウスシアターで「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」。これまた号泣。マイケルよりも泣いたかも。リップスの表情はどこか明るくて、でも悲しそうで、間抜けで、愛おしくて・・・ラスト近くの日本のシーンで涙腺決壊。余りにも美しい友情…

「THIS IS IT」

土曜日。新宿ピカデリーでTHIS IS IT。圧倒的なショウの映像。リハーサルではあるが、本当にそこにいてリハを見ているかのような感動。何度も踊りたくなったし、曲が終わった後は拍手もしたかった。公開して間もない頃の劇場では実際に何度も拍手が起こって…

「ドレミファ娘の血は騒ぐ」

火曜日。シネマヴェーラで洞口依子映画祭。黒澤清監督作品「ドレミファ娘の血は騒ぐ」。ドレミファ娘の血は騒ぐ [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2001/08/24メディア: DVD購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (46件) …

「マルサの女2」

火曜日。シネマヴェーラで洞口依子映画祭。伊丹十三監督作品「マルサの女2」。マルサの女2 [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2005/08/24メディア: DVD クリック: 17回この商品を含むブログ (49件) を見る冒頭、川辺の死体からど…

「ひとりで生きる」

日曜日。ユーロスペースでヴィターリー・カネフスキー特集上映。冒頭の雪のシーンを見て、ああ俺は映画の中で、見渡す限りの雪のシーンが大好物だということに気づく。「ファーゴ」「シンプル・プラン」「八甲田山」「松ヶ根乱射事件」・・・他にも色々あり…

「ぼくら、20世紀の子どもたち」

日曜日。ユーロスペースでヴィターリー・カネフスキー特集上映。「ぼくら、20世紀の子どもたち」。ドキュメンタリー。この映画にも嘘はない。嘘であって欲しいと思いながらも、嘘はない。3部作の最後として、これ以上に正直なフィルムはないだろう。希望が…

「スペル」

ああ、書くのが追いつかない。先週の木曜日。渋東シネタワーでサム・ライミ「スペル」。レイトショー料金で1200円。冒頭、ババーッンッ!と"DRAG ME TO HELL"のタイトルが出るところで既にカッコいい。禍々しくて、でもどこか間抜けで、怖いけどもこれは作り…

lou barlow / goodnight unknown

Goodnight Unknownアーティスト: Lou Barlow発売日: 2009/10/20メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見るフレイミング・リップスも、ヨ・ラ・テンゴの新作もまだ買ってないのにルー・バーロウだと即買ってしまうのはなぜだろう?まあ余…

「カリスマ」

土曜日。シネマヴェーラで洞口依子映画祭。黒澤清「カリスマ」。前に見たのはビデオだったから、劇場では初見。はっきり憶えていたのは黒服の男たちによる処刑のシーンだった。それ以外にも印象的なシーンは沢山あるのだけど、あまりにも「意味」と物語がく…

「部屋THE ROOM」

土曜日。シネマヴェーラで洞口依子映画祭。園子温監督作品「部屋 THE ROOM」。 園子温監督の幻のカルト・ムービー。初老の殺し屋が死に場所を求めて部屋を探す物語が、ささやくようなセリフと長回しの退廃的なモノクロ映像で描かれる。洞口は、終始無表情で…

「動くな、死ね、蘇れ!」

土曜日。ユーロスペースでヴィターリー・カネフスキー特集上映。 『動くな、死ね、甦れ!』は、かけねなしの傑作であり これを見逃すことは生涯の損失につながるだろう ―蓮實重彦(映画評論家) とのことなので見ました(笑)。(映画を見逃して生涯の損失に…

neco眠る vs あらかじめ決められた恋人たちへ

渋谷O-nestで「neco眠る」と「あらかじめ決められた恋人たちへ」ツーマン。これ、知らない人が聴いたらバンド名だと思わないのは確実な2組。関西発のアンダーグラウンド・インスト・ダンスミュージック対決?というかピアニカ対決?ずっと前から見たくて、な…

東京 0-1 浦和

日曜日。年に一度、浦和の人がたくさんやってきて大変な日。5年も勝ってないと、もう別に無感覚になるなあ・・というのは嘘で、ああやっと今回こそは勝てるんじゃないだろか、と思っていた人は多いことだろう。事実、前半を見る限りは、まあ勝つだろうなって…

ナビスコカップ決勝 東京 2-0 川崎

2009年11月3日。朝早く目が覚める。前夜の嵐のような天気はどこかへいって、陽射しがある。指定席なので早く出かける必要はないのだけど、Twitterやらで既に国立に並んでいる人たちの様子を想像するとちょっと昂った。13:20分頃、国立到着。バックスタンド、…

「狼の死刑宣告」

日曜日。シアターNで「狼の死刑宣告」。 爽やかな秋晴れの朝、血みどろで、最後には誰一人として幸せにならないことが見る前から分かっている映画を、映画の日なので1000円で見た。満足の1本。監督は「ソウ」のジェームズ・ワン。後半、銃によって人間の体が…

「それでも恋するバルセロナ」

土曜日。目黒シネマで「それでも恋するバルセロナ」。 面白くてビックリした。なんという恐ろしい映画。ヴィッキー、クリスティーナ、そしてフアン・アントニオ。この3人ともををまるで他人事のように突き放して描きつつ、結局のところはロマンチックでもな…

「私の中のあなた」

金曜日。渋東シネタワーで「私の中のあなた」。難病ものというか、人が死んでああ悲しいという映画はあんまり見たくない。人が死んで悲しいのは当たり前だし、映画で体験しなくても、これからはそんなことがどんどん増えるだろうから。ただなんとなく暇だっ…