2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『隣の家の少女』

4/21。シアターNで『隣の家の少女』。ジャック・ケッチャムの原作小説は「最悪の読後感を味わわせてくれる小説を教えてください。」とかに基準となる小説としてあげられるほどの劇薬小説だが未読である。河原で出会う少年と少女。boy meets girlの爽やかな青…

『第9地区』

4月9日。丸の内ピカデリーで『第9地区』。どんな言葉でこの作品のことを誉め称えればいいのか悩む程に素晴らしい映画だった。もう1回観たい、と見終わった瞬間に思った。これから観に行かれるみなさんは、とにかくどういう映画なのか先入観を持たず、ただヨ…

Pavement JAPAN TOUR 2010 @新木場STUDIO COAST

4月8日。新木場Studio CoastでPavementの再結成ツアー。過去に何回観てるんだろう?新宿にあったリキッドルームとかブリッツとか。懐かしいな。そして再結成の集金ツアーだとしても、ペイブメントである以上行かないわけにはいかなかった。19時ぴったりに始…

『スリップ』

1週間遅れで感想を書く。ポレポレ東中野でR18 LOVE CHINEMA SHOE CASE Vol.7。鎮西尚一監督『スリップ』。素晴らしかった。あらゆるシーンが、決して超絶的な技巧や光や風景や演技がそこにあるわけでもないのに、かけがえのない一瞬として映画の中にあった。…

『イサク』

4月1日のことを今頃書くなんて。。でもポレポレ東中野でR18 LOVE CHINEMA SHOE CASE Vol.7。『イサク』。いまおかしんじ監督の2009年作品。去年はこれ観るためにピンク上映館に行こうと思っていたのに逃してしまっていた。いままでのいまおかしんじ作品と違…

『青空ハルカ・カナタ』

ポレポレ東中野でR18 LOVE CHINEMA SHOE CASE Vol.7。『青空ハルカ・カナタ』。売れない女漫才コンビの青春物語。『イサク』と違ってこの映画のセックスはどれも必要で、そこかよかった。ベタベタな枕営業/絵に描いたようなプロデューサーの悪行/裏切りへ…

『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』

ポレポレ東中野でR18 LOVE CHINEMA SHOE CASE Vol.7。『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』この特集上映も、もう7回目。今回は鎮西尚一の世界+2009年のピンク特集ということで、まずは『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』。1990年の作品。俺が高校生の時か…

『必殺色仕掛け』

シネマヴェーラで「官能の帝国3〜田中登作品をめぐって〜」『必殺色仕掛け』。こちらはコテコテのセックスコメディー。深刻さの欠片もなく、でも登場人物たちは大真面目で、最後は色事勝負で白黒つけてみんなメデタシメデタシという映画。女郎解放のために…

『軽井沢夫人』

シネマヴェーラで「官能の帝国3〜田中登作品をめぐって〜」『軽井沢夫人』。日活創立70周年記念大作らしく、93分もあるロマンポルノ。上流階級のゴージャスな軽井沢生活と、ギラギラかつウジウジした若者が交差する。魅惑の夫人とウェイターのバイトをして…

東京 1-1 鹿島

まだ少し寒い土曜日の午後、味の素スタジアムで鹿島戦。開始早々にPKで先制するも、その後に追加点を奪うことができず、逆に前半の間に追いつかれてしまった。鹿島相手に最悪な事態は「先取点を取られる」ことだから、それは免れたわけだが、せっかくの先制…

テオ・アンゲロプロス特集@ユーロスペース

『アレキサンダー大王』 208分。『アレキサンダー大王』がコントの主人公のようだが、そのシュールさをものともせず壮大に堂々とコミュニズムを語ってみせる。宮崎駿だったらこの物語をもっと短くて単純な冒険活劇にしてくれるだろうなと思いながら、長大な…

『息もできない』

3月27日。シネマライズで『息もできない』。なんというか、ある一つの映画のひな形をなぞっただけの物語のはずなのに、監督(=主演)の熱さにやられてしまって、ふっと泣くことが出来た。暴力/血縁/家族/そして家族でないものたちが、家族になる瞬間・・…

BOB DYLAN AND HIS BAND

3月23日。ZEPP TOKYOでボブ・ディラン。 ディランを拝めてよかった、というだけでいいかな。神様はそこにいた。チロルチョコ買った。"It's All Over Now, Baby Blue"、”Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again”、"Highway 61 Revisited"、"Lik…

『ハート・ロッカー』

3月23日。TOHOシネマズ六本木ヒルズで『ハートロッカー』。観終わった後に、はっきりとした反感を覚えた。この映画において描かれている『爆弾テロ』は、台風や地震のような自然災害(つまり避けようもなく起こってしまう事態)としてのテロであり、それに立…

日記

今更何を書くべきなのか・・・と思う程にこのブログから離れてしまっていた。理由は簡単で、書く時間がない/時間を削ってまで書こうと思ってない/Twitterのメモで十分・・だからだろう。この傾向はしばらく続くような気がする。サッカーを観てる時間はここ…