「カールじいさんの空飛ぶ家」

日曜日。六本木ヒルズで「カールじいさんの空飛ぶ家」。原題は"UP"。

まあ、今年観た映画の中でも、総泣き時間で言えばダントツの一位なんじゃないかと思うくらいに泣いたな、俺。予告編だけでも駄目だったし、今また公式サイトで予告編を見ても無くという有様で、もちろん本編も開始してすぐに泣いてしまった。映画自体ははアクションも織り交ぜつつ、老人ネタのギャグもあったし、相変わらずピクサーらしい、動物のことを愛しつつも馬鹿にしている楽しいシーンもいっぱいだったし、そんなに泣かなくてもいいんだけど、まあこれはイカンよ。泣くよ。アルバムめくっていくシーンなんてもう・・・

という訳で分析とかはあまり出来ない。なんで泣くのか?と問われれば、自分もじいさんになるということを想像するからだろう。「これはあなたの物語・・・」とかってコピーもたいへんに非道い。ここまで計画的に泣かせようという映画を作られて、まんまと泣いてしまったのだから降参というしかない。そして"UP"って題名が素敵だなと思う。

3D上映、字幕版で観たのだけど、まあ別に3Dじゃなくても良かったなーという感じだった。通常のメガネの上に3Dメガネをかけて、おまけにボロボロ泣くもんだから結構たいへんだった。