2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャック・ロジエのヴァカンス『メーヌ・オセアン』

ユーロスペースでジャック・ロジエのヴァカンス『メーヌ・オセアン』。ブラジル人ダンサーの女の子が列車『メーヌ・オセアン』の中で、検察係ともめる。彼女はフランス語がわからない。それを助けた女弁護士。二人は一緒に列車を降りて、弁護士の依頼人であ…

ジャック・ロジエのヴァカンス『オルエットの方へ』

ユーロスペースでジャック・ロジエのヴァカンス『オルエットの方へ』。女子3人のヴァカンス。キラキラしまくってて、笑い声はけらけらと響き、それはもう楽しそうで、なんでこんなものを映画館で見せられにゃならんのだ!とオッサンたる俺は憤慨しつつもな…

消えゆく曽根中生!?『不良少女 野良猫の性春』

不良少女 野良猫の性春 [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2007/06/22メディア: DVD クリック: 44回この商品を含むブログ (8件) を見る今週は月曜に仕事で修羅場があり、心労多いままに水曜日。シネマヴェーラ渋谷へ逃避。曽根中…

『サロゲート』

土曜日。ちょうど19時頃渋谷あたりの時間帯でいい映画がなくって、という消極的選択で、渋東シネタワーで「サロゲート」。(TOHOシネマズでは末尾が1か4の年賀状を持っていくと2/28まで1000円で映画が観られるキャンペーン中。なので1000円で観た。→http:/…

消えゆく曽根中生!?『嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊』

シネマヴェーラで曽根中生。『嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊』。南河内大学応援団親衛隊長・青田赤道って名前が青赤!そういえばFC東京の村林社長は応援団出身だったな、たしか。なぎらけんいちウザイ(笑)宮下順子きれい。応援団の文化って(というか日本…

消えゆく曽根中生!?『新宿乱れ街 いくまで待って』

シネマヴェーラで曽根中生。今回是非観たかった1本の『新宿乱れ街 いくまで待って』。映画というのは「生きるか/死ぬか」の振れ幅のものと、「楽しい/悶々」の振れ幅のものの2種類に大別されるような気がして、それぞれを縦軸/横軸にしたマトリクスで表…

『これでいーのかしら。(井の頭)怒る西行』

引き続きレイトショーで『これでいーのかしら。(井の頭)怒る西行』衝撃。本当に沖島勲監督がスタッフの女の子とおしゃべりをしながら、久我山あたりから玉川上水添いに井の頭公園まで散歩するだけの映画。余りのそのまんまさに、はじまってすぐに、おそら…

『一万年、後….。』

ポレポレ東中野で『一万年、後….。』『怒る西行』とのセット券で1700円。これは実にお徳。沖島勲監督の映画を初めて観た。若松孝二や吉田喜重の助監督を努めた他にも、『まんが日本昔ばなし』のメインシナリオライターとして約1400本の脚本を担当という、全…

『ガス人間第一号』

ガス人間第1号 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2007/02/23メディア: DVD クリック: 35回この商品を含むブログ (45件) を見る録画してあった映画。ふざけているようで全然ふざけてない、生真面目で、泣けるいい映画。ザ・フライとかに通じる、異形のもの…

『マインド・ゲーム』

マインド・ゲーム [DVD]出版社/メーカー: レントラックジャパン発売日: 2004/12/22メディア: DVD購入: 2人 クリック: 162回この商品を含むブログ (226件) を見るBS2でやってた。劇場公開で観たときも興奮したが、今回もアニメーションの自由さと獰猛さにやら…

絲山秋子『エスケイプ/アブセント』

エスケイプ/アブセント (新潮文庫)作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/12/24メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ (32件) を見る京都と(ちょっとだけ)琵琶湖が舞台なのが情景が浮かんできて面白い。40代ってもう自分にとっ…

ポストメインストリーム・パフォーミング・アーツ・フェスティバル2010『リッキーとロニーのバラッド』

スパイラルホールでメゾンダールボネマ&ニードカンパニー『リッキーとロニーのバラッド』http://ppaf.parc-jc.org/j/index.html

消えゆく曽根中生!?『博多っ子純情』

博多っ子純情 [VHS]出版社/メーカー: 松竹発売日: 1984/09/21メディア: VHS クリック: 7回この商品を含むブログ (7件) を見るシネマヴェーラで『博多っ子純情』。なんの先入観もなく観たのだけど、かなり良かったですよこれ。主演が16歳の光石研。若くって、…

消えゆく曽根中生!?『天使のはらわた 赤い教室

天使のはらわた 赤い教室 [DVD]出版社/メーカー: 日活発売日: 2007/06/22メディア: DVD購入: 1人 クリック: 596回この商品を含むブログ (21件) を見るシネマヴェーラで『天使のはらわた 赤い教室』。今回の特集で一番観たかった作品。名美と村木の物語は延々…

消えゆく曽根中生!?『不連続殺人事件』

シネマヴェーラで『不連続殺人事件』。DVD化されていないこの作品。このまま本当に消えゆく?になってしまうのか?それは余りにも惜しい、珍妙な作品。原作は坂口安吾。とにかく内田裕也が凄過ぎる。あと夏純子も美し過ぎる。その他の豪華な出演者たちも、み…

消えゆく曽根中生!?『わたしのSEX白書 絶頂度』

シネマヴェーラで『わたしのSEX白書 絶頂度』本当に普通に、これはピンク映画の王道という感じがする。音楽はファンキー。だけど画面は陰鬱で、登場人物たちはみんな不満気に人生を生きている。セックスの描写は手抜きなく濃厚で、しかも唐突に挿入される工…

その他こぐまレコードカタログ

BEARS BANQUET VOL.1 (Various Artists) 定 価:1,500(税込) 発売日:2003年5月20日 品 番:KGRC-10001 punkchill (Listening is not enough)/プンクチル 定 価:1,500(税込) 発売日:2004年10月5日 品 番:KGRC-10002 呑み快(のみかい) 定 価:1,500…

ヒマだったのでPayPalなど。

ずっと個人的にはPayPalのアカウントを持ってたのだけど、PayPal ってこんなにすごい!を読んで、あっそうか、こぐまレコードでもやればいいじゃんと思ったのでアカウントをビジネスにアップグレードしてみた。試しに作ってみた「punkchill/「真昼の王国」…

「(500)日のサマー」

月曜日。シネクイントで「(500)日のサマー」。 (この映画を付き合って数年目とかの微妙な年頃のカップルがデートで見たら一体どうなっちゃうんだろう?と、結婚してそろそろ4年の俺は思ったですよ。)ひとりで観るのも、夫婦で観るのも、微妙な男女で観るの…

「倫敦から来た男」

1月10日。シアター・イメージフォーラムで「倫敦から来た男」。 光と影だけの世界に繰り広げられる夢とも言えない因果なるレアリスモ。 金縛りにあったら身を任せよう。これでも始まりと終わりがあるのだ。 ―――細野晴臣さん(音楽家) まさに「これでも始まり…

「大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート」

翌日もシネマヴェーラで「消えゆく曽根中生!?」1本目は『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』。 禁欲生活にいらだつ南極調査隊員たちに頭をかかえた大森医師は、彼らのために究極のダッチワイフBB1号を作るが、帰国した隊員たちは生身の女性に欲情し…

「壁の中の秘事」

2本目は去年シアター・イメージフォーラムでも観た若松孝二『壁の中の秘事』。この上映の後に中原昌也氏、真魚八重子氏によるトークショーがあったのだが、そのなかで情事の背景にうかぶスターリン像について「本当は興味ないくせにああやって思想的なこと…

オマケの映画2本

この日のシネマヴェーラは上映時間を間違えてアナウンスしてしまったとのことで、ちょうど最後の「ゴダールのマリア」の前に1時間ぽっかりと空きが出来てしまった。(この日のタイムテーブルを見た時点でおかしいな?とは思ったんだけど、なんと単純なミスと…

「愛の世紀」

1月8日金曜日。シネマヴェーラ渋谷で「ヌーヴェルヴァーグの50年」ジャン=リュック・ゴダール『愛の世紀』。愛の世紀 [DVD]出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2004/04/24メディア: DVD購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (15件) を見る疲れて…

「ゴダールのマリア」

C「ヌーヴェルヴァーグの50年」ジャン=リュック・ゴダール『ゴダールのマリア』。ゴダールのマリア 完全版 [DVD]出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2003/03/20メディア: DVD購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (18件) を見るこちらはわかりや…

まつきあゆむ「一億年レコード」

ある日Twitterでフォローされて偶然知った音楽家。(いや名前は知ってたけど、音楽は聴いたことがなかった)http://twitter.com/matsukiayumu http://matsukiayumu.com/「1000人Twitter」という曲がその日のうちにアップされてて、これがその経緯。↓ 曲を聴…

「ライブテープ」

3日。吉祥寺バウスシアターで松江哲明監督作品「ライブテープ」。昨年夏のオールナイトイベントでのスニーク・プレビュー、東京国際映画祭での上映と既に2回観ているが、正月に、しかも吉祥寺バウスシアターでやるとなれば、なんとしても観なければという思…

「戦場でワルツを」

3日。シネスイッチ銀座で「戦場でワルツを」。ひたすらに重い。重いが、このフィルムに色を塗りたくったようなアニメーションでの表現がちょうどいい「非現実感」を演出しているので、自分はドキュメンタリーを見ているのではなく「映画」を観ているのだと認…

「蒲田行進曲」

蒲田行進曲 [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 2002/04/21メディア: DVD購入: 2人 クリック: 51回この商品を含むブログ (51件) を見るお正月にMXテレビで放送してた。我が青春の映画の一つ。とは言ってもリアルタイムで経験したというよりは、…

2010

大晦日は例年通りに横浜で年越し。17時くらいから酒を飲み始めて、朦朧としながら紅白を見て、Twitter眺めながら、テレビでさだまさしが歌っているを見ていたらいつのまにかソファで寝てしまっていた。元旦もお屠蘇の前にビールを飲むなど酷い有様で、今年は…