松嶋×町山 未公開映画を観るTV のメモ

毎週録画しているのだけど、結構観るのに体力を消耗するので結構たまってしまっている。つまらないわけじゃないんだけど、観ながら寝てしまうこともしばしば。映画を映画館で観る緊張感がないからかもな。

http://www.matsumachi.com/backnumber/index.html

「51 Birch Street」

仲睦まじい夫婦だと、家族の誰もが信じていた父と母。だが母がこの世を去ってすぐに、父は別の女性と結婚してしまう。年老いた両親はなぜ夫婦でいられたのか?母が遺した日記に記されていた残酷な真実とは・・。結婚とは、愛とは何なのかと、観る者全てに問いかける作品。

壮絶。この番組の今までの放送の中で最も地味だったけど、もっとも怖かった。

「WHAT WOULD JESUS BUY?」

アメリカ最大のショッピングセンターに、突如乱入してくる奇抜な聖歌隊。その中心に立つのは、反消費活動家のビリー牧師。彼は聖歌隊を率いて、ウォルマート本部、スターバックス、そしてディズニーランドにまで果敢にアポなし突入を繰り返す。果たしてこの奇抜な集団が「不買」を訴える真意とは…?

まったくもって正論。その正論を狂気のふりをしながらしか表現出来ないのが現代。これ、7月じゃなくてまさにこのクリスマス前の時期に放送すればよかったのに。あと、今日(11/28)は無買日Buy Nothing Dayだそうです。

「DEVIL'S PLAYGROUND」

絶対禁欲主義キリスト教徒、アーミッシュの知られざる実態を描いた作品。18世紀の生活様式を保つアーミッシュ。だが15才を過ぎるとアーミッシュの子どもたちはコミュニティから離れて普通の若者の生活を送り、その上でアーミッシュの暮らしに戻るのか、外の世界で生きていくのかを自分の意志で選択しなくてはならない・・・。

いいとか悪いとか評価出来ないことに対して、ただ見つめるだけの視点のドキュメンタリー。もっと動き(物理的にも、制作者の思いのようなものも)が欲しかった。なんとなく開始から終了まで全部同じテンション。