消えゆく曽根中生!?『博多っ子純情』
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 1984/09/21
- メディア: VHS
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主演が16歳の光石研。若くって、イライラしてて、むずむずしてて、つまりは童貞っぽさが満開で、100%の青春映画だった。女の子はかわいらしく、隣のお姉さんは憧れで、強い兄ちゃんも憧れで、番長や隣の中学は怖くてしょうがない。とりあえずエロが頭の95%くらいを占めていて、いつも全力で生きている。そうゆう中学生の生態がスクリーンいっぱいに広がっていて、見ていてなんだかゾクゾクした。(伊佐山ひろ子に誘惑されちゃうシーンとかもうね・・・)
ぐだぐだな童貞の夏休みが、感動的な群衆シーンとして昇華するラストも素晴らしい。なんというか、青春ってこんな程度にカッコわるくて、美しいもんだよなーという感じ。