「ぼくら、20世紀の子どもたち」

日曜日。ユーロスペースヴィターリー・カネフスキー特集上映。「ぼくら、20世紀の子どもたち」。

ドキュメンタリー。この映画にも嘘はない。嘘であって欲しいと思いながらも、嘘はない。3部作の最後として、これ以上に正直なフィルムはないだろう。希望がある、などと軽々しく言うことは出来ない。子どもたちはあっと言う間に堕ちて行く。それでも笑顔と歌があれば・・・なんとかなるなんて大嘘だが、笑顔と歌以外に描くものがないのだからしょうがない。