『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』

ポレポレ東中野R18 LOVE CHINEMA SHOE CASE Vol.7。『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』

この特集上映も、もう7回目。今回は鎮西尚一の世界+2009年のピンク特集ということで、まずは『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』。1990年の作品。俺が高校生の時か・・・と懐かしくなる。俺は多分この映画は見てないけど、当時のパンツの穴シリーズというのは、当時のレンタルビデオ屋ではかなり目立っていて、AVはちょっと無理だけどちょっとエロを期待させるようなビデオとしてみんな借りてたんだと思う。・・・で、だいたい期待外れに終わる(笑)

西野妙子は当時は全然かわいいと思わなかったが、今観るととてもかわいい。浅野忠信は「バタアシ金魚」の直後だったらしいが、普通のガキだ。大杉蓮はもうこの時点で完全に大杉蓮。天本英世もそのまんま。

突如としてはじまるミュージカルにビックリする間もなく、物語はどんどんと進み、なぜだかは分からないけれど、この夏休みの一瞬一瞬が、少年や少女やオッサンオバサンみんなにとって2度とない時間だと感じさせる。それを映画という形でしかもはや実感出来ないのは歳をとったからなのか。いやむしろ、映画という形でも実感出来ることを幸福と思うべきか。