Soul Flower Union『キャンプ・パンゲア』発売記念ツアー@赤坂BLITZ

キャンプ・パンゲア

キャンプ・パンゲア

12月11日。赤坂BLITZソウルフラワーユニオン。歌って踊って3時間の大忘年会。音楽は楽しいし、人は死ぬし、俺たちは死ぬまで生きるということ。そんなことわざわざ音楽聴いて確認しなくてもいーやんかと言われるかもしれないが、悲しいかな時々忘れてしまうのですよ、単純過ぎる事実を。

Martin Denny「Fire Cracker」のとてつもなく踊れるカバーとか、伊丹英子が18年前に書いた曲です、と紹介されてはじまった「霊柩車の窓から」上村美保子ボーカルバージョンとかが印象的で、もちろん「海行かば 山行かば 踊るかばね」(俺が死んだら葬式でかけて欲しい曲)とか「うたは自由を目指す!」とかも最高でした。

アンコール3回目(!)は「こたつ内紛争」で、これを聴いていた18歳の時の俺に「お前な、38歳になってもこの曲聴いて泣いてるんやで」と言ってやりたい気分になった。ああ悶々とする日々のロックよ。だけどもこれも人生であり、死ぬまで生きるんだからしょうがないと思いつつバンドに感謝した。

追記:ニューアルバム、聴けば聴くほど沁みる名盤。音が軽やかで、ソウルフラワーなのに暑苦しくない(笑)