『団地妻 肉欲の陶酔』

シネマヴェーラで官能の帝国3〜田中登作品をめぐって〜『団地妻 肉欲の陶酔』。

故・古尾谷雅人がすげー若くてカッコいい。鹿沼えりはまさに「女優」として、映画の中で様々な表情を見せる。いやらしくもあり、凛々しくもあり、団地の階段を上ったり下がったりのシーンはもう笑っていいのやら、その気合いにやられるべきなのか、実に判断の難しい「本気」を感じるシーンだった。