『僕の村は戦場だった』
木曜日。シアターイメージフォーラムでタルコフスキー映画祭2010『僕の村は戦場だった』。
- 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
- 発売日: 2006/03/24
- メディア: DVD
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陰鬱な映画で、戦争の映画で、子供の出てくる映画。割とベタな兵士のキャラ設定(インテリ/粗暴)と、戦争の哀しみを背負ったイワンが目指すのは、平和な未来ではなく、ひたすらに敵の陣地。ガンダムの『女スパイ潜入』『大西洋、血に染めて』などはこういうヨーロッパ戦線の陰鬱な情景を下敷きにしたエピソードだっただろうなと今頃気付く。
海を走るシーン。つい先日観た『メーヌ・オセアン』のラストシーンと同種の美しさを思い出しつつ、しかし全く違う映画だったことに愕然とする。