土と平和の祭典 2009

日曜日。朝から日比谷公園土と平和の祭典 2009。フリーライブと多くの出店やらなんやら。子どもたちがいっぱい来てて、食器は持参するか、その場でレンタルというイベントで、ちょっと場違いかな?と思ったけど、行ってみたら全然そんなことなかった。おいしいビールもワインも飲めた。

THE DUB FLOWER

いとうせいこう,DUB MASTER X,かせきさいだぁ、そしてバンド。YouTubeで見て知った。YouTubeに上がってる2曲+1曲の3曲のみだったけど、傘がない〜EXODUS〜 とか晴天の野外で聴くととっても気持ちが良かったです。もうあのベースラインと井上陽水が分けて考えられない。「からっぽフレーバー」ダンスもきまって完璧。

ソウルフラワー・モノノケ・サミット

PAでちょっと苦戦してたけど関係なし。「この30分のために沖縄から来ました」とヒデ坊。いやありがとう。自称「サウンドチェック」の曲も含めて45分の演奏だったけど短時間でもキッチリ祭りの空間に仕上がったから流石という他無い。13時過ぎでお客様も増えてきて、みんな踊ってたな。やっぱりチンドンでの「インターナショナル」は最高。「メンバーはあんまりええもん食ってない」という通り、他の出演者たちとは違う妖しい闇の世界の住人たち(笑)で、それもまた良かった。あとステージから撮った写真を即座にTwitterにあげてた中川さん素晴らしいです。

加藤登紀子

この一つ前にやったFUNKISTというバンドがちょっと(いや実はかなり・・)キツくって、そのバンドがそのまま加藤登紀子のバックバンドだったので正直ちょっと心配だったのだけど、全然そんなの関係なかった。圧倒的に強い歌だった。エコにもピースにも異存はないが、こういうイベントをやる人たちの言葉にはあまり心動かされず、反感を持つことさえあるのだけど、お登紀さん本気の歌の前にはそんな低次元の違和感は無力だった。「革命」を真顔で語り、本当にそれを続けて行く覚悟のある人の歌。「なんて無様な僕の人生」と歌われたときに心震えた。

「ゲームと現実の区別も出来ず、多くの人を殺してしまう」という歌詞を秋葉原の事件のことですね、というのは簡単だけど、そうではなく、もっと色んな国の政府がやっていることとか、自分がやっていることとかに広げて解釈して欲しい・・・という部分に激しく感動。

フリーライブ終了後は、すっかり日の落ちた日比谷公園からまっすぐウチに帰った。会場で枝豆(枝付き)を買ったのだけど、電車の中で目立ってちょっと恥ずかしかった。