WE ARE THE PINK SCHOOL 8本

シアターイメージフォーラムで開催中のWE ARE THE PINK SCHOOL。3週間で全42作品。初日と2日目に7本見て、その次の週末は時間がとれなかったのだけど、3月15日と20日で合計8本見た。つまり俺は42本中15本見たことにになる。おそらく学生とか映画業界関係者とか以外でこれだけ見てる人はそうはいないんじゃないか?と思うくらいである。何の自慢にもならないが。というか大丈夫か?俺。

今回見ることが出来なくて残念な作品たちは以下のとおり。うーん、こうやって文字にすると強烈だなあ。

  • 姉妹どんぶり 抜かずに中で
  • OLの愛液 ラブジュース
  • 変態テレフォンONANIE

こうやってピンク映画が普通の映画館で公開されるようになったのはいつからかよく分からないが、自分が初めて見たのはいまおかしんじ監督の「たまもの」を渋谷のユーロスペースで見たのが最初だったように思う。『熟女・発情 タマしゃぶり』が「たまもの」である。これで随分見に行きやすくなったし、前売り券も普通に買えるし、ブログにも書きやすい。ポレポレ東中野でやるピンク映画特集もほとんどはDVD発売用のタイトルか、シナリオ時のタイトルになっていた。

だから今回の「WE ARE THE PINK SCHOOL」の公開が全て原題で、しかも昼間からずっとピンクばっかり3週間というのはスゴいことなのかもしれない。それだけ見たい人がいるってことだし。

「恋味うどん」「ビタースイート」「ヒロ子とヒロシ」「言い出しかねて」という既に非ピンクタイトルで有名な作品も、60年代の作品と並べても違和感がないようにという配慮からか、今回は全て原題で公開された。イメージフォーラムのアナウンスの人が「ただいまより"変態家族 兄貴の嫁さん"、”濃厚不倫 とられた女”を上映します」というを聴いてちょっと面白かった。だって同じ劇場で「バオバブの記憶」とかやってんだよ。いいのかなあって心配になりましたよ。