2009-03-20から1日間の記事一覧

WE ARE THE PINK SCHOOL 8本

シアターイメージフォーラムで開催中のWE ARE THE PINK SCHOOL。3週間で全42作品。初日と2日目に7本見て、その次の週末は時間がとれなかったのだけど、3月15日と20日で合計8本見た。つまり俺は42本中15本見たことにになる。おそらく学生とか映画業界関係者と…

濃厚不倫 とられた女

2004年。女池充監督作品。「ビタースイート」の題名で一般でも公開した作品。英語字幕版での上映。初見。婚姻届を取りに来た女と離婚届を取りに来た男の恋愛。ガキの青春の悶々はセックスや暴力や野心や芸術に向かうのだけど、大人たちの悶々は小規模な不倫…

変態家族 兄貴の嫁さん

1984年。周防正行監督作品。「「晩春」で原節子が嫁いだ先は変態家族だったという設定で、緻密に小津を再現して成立させた周防正行処女作」で、むかしビデオで見たことがあるのだけど、その時も、そして今回も途中で寝てしまった。元ネタ知らないもんなあ・…

痴漢電車 さわってビックリ!

2001年。榎本敏郎監督作品。この監督の作品で、同じく川瀬陽太、麻田真夕主演の「人妻出会い系サイト 夫の知らない妻の性癖」という好きな映画があるのだけど、本作も良かった。麻田真夕がとっても魅力的で、本当に生き生きしてる。ラスト近く、電車に追いつ…

愛奴人形 い・か・せ・て

1986年。望月六郎監督作品。主演の森田水絵という女優さんはいかにも80年代のアイドルという感じで、あーこれ中二の俺が見たらもう(以下自粛)・・・と思ったりした。ただし、全体としてはアイドル映画というよりも大人の恋愛の話になってて、オッサンでも…

痴漢電車 感じるイボイボ

1996年。今岡信治(いまおかしんじ)監督作品。林由美香と川瀬陽太。ピンク映画にはセックスシーンがちゃんと意味のある映画と、全然意味がなくてオマケみたいな映画があって、どちらも面白いかどうかとは別なんだけど、この映画はまさに後者というか、全編…

濡れた唇 しなやかに熱く

1980年。中村幻児監督作品。主演の小川恵がいかにも80年代の「コケティッシュ」という感じで、なんかかわいい。鏡を大胆に使ったカメラが印象的。最後はなんともストレートな青春の別れのストーリー。なんとなくあだち充っぽい?かも。

不倫日記 濡れたままもう一度

1996年。サトウトシキ監督作品。カルチャーセンターの講師と不倫した主婦の話。よくある不倫話かと思いきや、後半は一気に意外な展開へと進み、なんか悲しくもホロっとする感じに。今は珍しくもないけど、実はリストラされてる夫という設定がなんとなく1996…

行く行くマイトガイ 性春の悶々

1975年。井筒和生(井筒和幸)監督作品。三上寛主演。若者の悶々は簡単に映画に出来るけど、ちゃんと映画にするのは難しいのだろうと思う。だけど井筒監督のデビュー作は、ただ悶々としているのではなく、どこか薄気味悪いほどに何かを抱えた三上寛の存在が…