「俺はまだ本気出してないだけ」
1巻から3巻まで一気に読んだ。心震える名作。40歳で会社をやめて、漫画家になろうとするオッサンの話である。2巻の帯には「夢、希望、俺。大黒シズオ(42歳)」とある。三浦カズと同い歳か。素晴らしい。何が素晴らしいのか分からないけど、とにかく心打たれてしまったのである。
何が素晴らしいのはもうちょっと考えてみたのだけど、多分「本気」を出さなくても別に生きて行ける世界についての、結構深い実験を大黒シズオは生きているのだなあと。(本当はもっと多くの人が現実にそういう生を生きているし、自分もたいして違いはないのかもしれないけれど)
本気ってなんなのか?本気って必要なのか?本気って出せるのか?まあ本気っぽい言葉はいくらでも吐けますが、本気っぽい生き方というのはちょっと難しいなあと思ったのでした。
(たぶん)そうゆうことについて書かれた素晴らしい文章。→誰でも出来る仕事系の発言で人類が滅亡します
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