西原理恵子/この世でいちばん大事な「カネ」の話

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

字が大きくてふりがなもあるので、いくら最近本を読むのが遅くなった俺でも一時間くらいで読めた。ずばっとカネのこと、働くということ、生きるということについて書かれている。だけど、本当にそれらのことを学ぶのは、書物からじゃなくて自分自身の経験からなんだよ、とも諭してくれる。「物語」と「人生訓」は違うものだ。だけどサイバラの人生の物語は一つの人生訓を含んで余りある。物語=人生訓でもいいなあって素直に思える。子どもに向けた書かれたような体裁になってるけど、これ読むのは人生に迷ったり疲れたりする大人が多いんだろうなあって思う。

生きていくなら、お金を稼ぎましょう。
どんなときでも、毎日、毎日、「自分のお店」を開けましょう。