未来を写した子どもたち

月曜日。シネスイッチ銀座未来を写した子どもたち

子どもの笑顔に救われる。そして不機嫌そうな顔に戦慄する。未来は選べるのか?/作れるのか?/現実は変えられるのか?/そして彼ら彼女らが手にしたカメラ。写真は何を写すのか?/何を写さないのか?
この映画の子どもたちの姿からは何もわからない。蜘蛛の糸は、細く儚い。

子どもたちのとった写真を見ると、なんとも形容しがたい感情にとらわれた。世界はそんなにも狂っていないし、地獄でもない。なんとなくそう思わずにはいられなかった。