風邪3日目

水曜の夜から喉が痛くて、木曜は本格的に鼻もやられて、金曜日は仕事休んで一日寝ていた。さすがに今日は復活するかと思ったら、未だにだるい。具合が悪い具合が悪いと言いながら、「中原昌也 作業日誌2004→2007」なんぞを読んでいるから、余計に具合が悪くなる。

中原昌也 作業日誌 2004→2007

中原昌也 作業日誌 2004→2007

もっと悲惨にならなければ、もっと人から嘲笑われるような最低な人間にならなけば、もっと他人が死のうがどうしようがまったく気に留めないような強く冷たい孤独な人間にならなければ、僕は人並みには金を稼ぐことができないのだ。そうでないと文章は書けない。生活ができない。人々もそれを望んでいる。以前はそれに抵抗しようとしていたが、それは不可能であることがここ数ヶ月間の出来事でわかってしまった。そんなこと、知らない方が幸せに決まっているが。外を歩きながら、またどうにもならない、救いのない現実に涙が出そうになる。
2004年7月10日