耳をすませば

耳をすませば [DVD]

未見だったジブリ作品。今頃になってDVDで見た。

見てるこっちが恥ずかしくなるほどの青春のモヤモヤした感じと、恥かいてもいいじゃないかという開き直りと、まっすぐな思いに溢れた映画で、もうちょっとファンタジーなのかと思ったら現実的で驚いた。（まあ、読書家の男子が顔もよくてヴァイオリンがひけてオマケに主人公のことが好きなんていうこと自体がファンタジーと言ってしまえばそれまでだけど）

「耳をすませば」で検索すると、関連キーワードで「耳をすませば 自殺」が出てくるのは、もう、なんというか・・・（笑）わからなくもない。それなりに陰鬱な中学高校時代を送った身にはあまりにもファンタジーだもんな。

一番良かったシーンは、地球屋の裏口へ降りて行くシーンで「空に浮かんでいるみたい」というところ。本当に奥行きのある構図。ラストもいいけど、30代になるとあのラストの10年後、20年後を考えてしまってねえ。。