10月8日の日記。

punkchill『真昼の王国』発売。よろしくお願いいたします。

昨日はmyspacepunkchillを知ったデンマークの人からの「CD買いたいんだけどお前んとこのレーベル日本語ページしかないのな」とのお叱りを受けて、通販案内のメールを書いたりした。たった10行程度の英文でも必死。そうか、こぐまレコードにも英語のページが必要なんだ・・・と今更思った。そうだよな、YouTubeにあげたPunkchill動画にも英語のコメントばっかりだもんな。

日記らしい日記というものをしばらく書いていないような気がする。仕事はもう閉塞感だらけだが、その閉塞感の主たる原因たる「流動性の無さ」が、それはそれで思考停止的な「ラクさ」にも繋がっているわけで、よくわからないけど江戸時代の人とかもこんな感じだったのだろうかと思ったりする。但しもう、黒船というか流動性だらけの時代に突入しているわけで、その中でどうやって振る舞えばいいのか皆目検討がつかないでいるのだけど、まあ「死ぬまで生きる」それしかないのだろう。

連日の株価下落/大阪の個室ビデオ店放火/緒方拳さん死去・・・ニュースが日々通り過ぎる。みんなどれくらい損したりしてるのだろう?大人になるとなかなか生々しい金額の話は出来ないものなのよね。先日飲んだ同級生は経済部記者だったが、やっぱりあんまり踏込んだことは聞けなかった。/ビデオ店の事件は・・・なんか書こうと思っても書けないな。/緒方拳。東野幸治が大好きだという「鬼畜」とか「復讐するは我にあり」「火宅の人」とか。暗くて、怖くて、いやらしい、僕の子供の頃に植え付けられた「日本映画」のイメージを象徴する俳優だった。あ、そうそう、緒方拳が出演してて一番好きなのは岡本喜八監督の「大誘拐 RAINBOW KIDS」。傑作だと思う。おばあちゃんがひたすらかっこいい。

大誘拐 RAINBOW KIDS [DVD]

大誘拐 RAINBOW KIDS [DVD]