花井さちこの華麗な生涯

DVDで見た。(はてなのリンク作成ツールって「アダルト作品は表示出来ません」って仕様なのね。へー。)

とりあえず人生は知識を得て、殺されても死なずに生きることが大事だと分かったし、セックスも大陸間弾道弾もノーム・チョムスキーもスーザン・ ソンダグもブッシュ大統領もピンク映画にとっては全てが物語を推進する燃料に過ぎないし、それは我々の人生だってそうなのかもしれない。

花井さちこさんが遅れて感じてしまうというのは筒井康隆の「信仰性遅感症」が元ネタでしょう。それ以外にも筒井康隆だったら「郵性省」とかもピンク映画のネタに使えそうなネタがいろいろありそうだ。この手軽に安易にネタを取り入れちゃう感じが、ピンク映画が身軽でいいなあと思う由縁かもしれない。

農協月へ行く (角川文庫 緑 305-14)

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