フジロックフェスティバル '08 7/26

朝方に宿に帰り、10時頃起きて、宿の近くの温泉に入りにいって、それから会場へ。

鈴木慶一 /Captain HATE and The Seasick Sailors feat.曽我部恵一

ちょうど14時のオレンジコートに間に合った。早速ビールを飲みながら、ぼんやりとライブを聴く。最後はゲストで山本精一。かっこいいねえ。

Asian Dub Foundation

清志郎のキャンセルに伴い、翌日のクロージングが急遽決まっているADF。まさにフジロックの常連。でもって、毎回メンバーチェンジしているのが面白い。今回はまたMCが一人新加入してて、この人が実に地味な顔、服のオッサンで、だけどラップも出来るしメロディも歌えるので、やっぱルックスで選んでないんだなあと思った。ベースの人が若返ってるなあと思ったら、なんとベースもメンバーチェンジしてた。チャンドラソニックの弟なんだと。バンドというより、出入り自由な政治団体という感じ。街頭演説や講演会をするのではなく、ひたすらに踊れる音楽を作ることがこの政治結社の活動の全てであり、まったくもってブレがない。

ザ・クロマニヨンズ

2008年になっても、まったく20年前と変わらない体型、髪型、声、ギター。ヒロトマーシーが神様のように見えた。それに比べて俺は・・・などと思わないようにする。

Tricky

つまんなくってすぐに出た。今年のワースト。

Mark Stewart + The Maffia

あのポップ・グループMark Stewartである。というだけで見に行ったんだけど、見事なダブサウンドで安心した。なんとミックスはエイドリアン・シャーウッド自身がやってたし。The Maffiaというだけあって、バンドのメンバーの人相がメチャクチャ悪かったんだけど、Mark Stewartが見事な中年ロッカーという感じだったので相殺されてる感じだった。

Lettuce

さあグリーンに戻ってダラダラとしようかなと思ってヘブンを通りかかったらやってたのがこのバンド。圧倒的にねちっこい、下半身に押し寄せるファンクが繰り出されていて、思わず前の方まで吸い寄せられてしまった。ベースのおっさんが音もブリブリだし、ルックスがちんちくりんで最高。サマソニとかには絶対出ないようなタイプのバンド。でもこういうのって無条件にフェスでは有利だし、毎年一個くらいはこんなライブに出会わないとフジロックに来た気がしない。
(全くの余談だが、ちょうどこの時間帯、同行した妻はイアン・ブラウンのステージを見ていた。ストーン・ローゼスの曲("Elephant Stone"、"I Wanna Be Adored"とか)をやったと聞かされ、ああ行けば良かった・・・と思ってしまったのは秘密である。でもきっと来年あたり再結成してフジでやるんじゃないの?と勝手に予想しておく。マイブラだって再結成したんだから、もう諦めろジョン・スクワイアという感じがする。)

Underworld

グリーンに戻って寝っ転がりながら聴いた。みんなホントに好きねえ、こういうの。壮大なダンスフロア化したグリーンは壮観。ケミカルとかもこんな感じだったな。わたしゃ"born slippy"だけで十分です。

という感じで、初日に比べればのんびりまったりと過ぎた2日目。宿に帰って風呂入ってすぐ寝た。終了。