東京 4-2 ヴェルディ 平山が飛んだ日

この日斡旋してもらえたのがSSのチケットで、ちょうど屋根の下だったら雨が降っても大丈夫だなあなんて呑気にスタジアムに出かけたら、なんと最前列。しかも選手たちの入退場口の真上という座席で、長い間サッカーを見て来たが、あんな席で見たのは初めてである。選手の出入りの時、近過ぎて照れる程。ちなみに試合中は柱谷監督の様子がばっちり見える場所で、熊裏ならぬ闘将裏。とにかく大げさに審判にアピールしている姿が印象的でした。

試合は相変わらずの展開というか、もう今季3試合目なんだけど、やっぱり似たような展開に。見事にヴェルディには工夫がない。東京もイマイチだったけど、途中でうまく修正したような印象がある。あとは平山。守備でも結構効いていたし、中盤でボールをさばいてからトップにのっそりと上がっていく様子は、やはりそれなりに時間を作れるし、迫力がある。まあでも3点目とかは見事にドフリーだったからね。得点よりも、全体として活躍出来ているのがいいのではないか思うし、ドリブルで数人抜いていく姿をみて、去年の国立の5人抜きを思い出したりした。国立が好きなのかな。

ただこの試合、やっぱり最前列の席ということで、全体的にスペースを見るとかは出来ないんだけど、かわりにとにかくベンチ裏からの臨場感を味わえるゲームでした。イケメン>平山にもある通り、見事に2点目を見ていなかった女性×2にはびっくりしましたが、まあ仕方ないよね。逆の立場だったら俺もきっとそうなってるもん。(まさかシミスポにまでセンサー発動してるとは思いませんでしたが。)

あと、まったくどうでもいい話ですが、練習を終えて引き上げてくる時にカボレブルーノ・クアドロスが並んで歩いて来たんだけど、まさにその姿がブッダとキリストのようで、「聖☆おにいさん」を思わずにはいられませんでした。特にカボレはブレースタイルもブッダ的です。迷いとか煩悩を捨てたような迫力がある。平山も弟子入りすべし。

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)