東京 3-0 ヴェルディ 3人のブラジル人

開始早々のブルーノ・クアドロスのドッカンミドルシュートで驚愕していたら、その後は決定的な場面で逸機する展開に。ヤバいなあ・・と思っていたら、佐原のヘッドが決まって、あっさりと楽なゲームになった。

ヴェルディのブラジル人3人と、その後ろの7人の乖離はひどかった。中盤のいい位置(浅利あたり)で奪ってカウンターしてるのに、後ろは誰一人上がらず3人だけで攻める展開とかで、負けてるのにこれはひどいな・・とかわいそうに思ったり。エメルソンとフッキのプレーぶりを比較すると、方や頭を使うサッカー、方や本能のままに暴れるサッカーの象徴のような二人である。まあどっちが強いかはまた別の話だけど、この日に限ってはその二人の効果は明らか。エメルソンがスペースとタイミングの見極めだけで、特に無理せず服部を抜き去ったシーンとかはほんとに素敵でした。

久々に3人のブラジル人が活躍する東京の試合を見た気がする。ルーカス、ケリー、ジャーンがいた頃以来?(それって2004年とか?)

当たり前だが、Jリーグというのは3人の外国籍選手が活躍するようなチームは普通に強い。かつその3人が他の日本選手とよいお手本となると、チームはどんどん良くなる。その意味でヴェルディの3人と東京の3人というは、実に対照的な感じがした試合でした。