2013年3月の映画 27本
3月はなんといっても16日、17日で一気に14話をみたベルリン・アレクサンダー広場の衝撃が大きい。他には『ザ・マスター』もとんでもなかった。
- 戦場のメリークリスマス
- ユンボギの日記/明日の太陽
- ダークシステム 完全版
- 千年の愉楽
- 革命前夜
- "ベルリン・アレクサンダー広場 第1話[プロローグ]「処罰が始まる」"
- 第2話 「死にたくなければどう生きるか」
- 第3話 「脳天の一撃は心をも傷つける」
- 第4話 「静寂の奥底にいる一握りの人間たち」
- 第5話 「神様の力を持った刈り手」
- 第6話 「愛、それはいつも高くつく」
- 第7話 「覚えておけ―誓いは切断可能」
- 第8話 「太陽は肌を暖めるが時に火傷を負わす」
- 第9話 「多数派と少数派の間の永遠の隔たり」
- 第10話 「孤独は壁にも狂気の裂け目を入れる」
- 第11話 「知は力 早起きは三文の得」
- 第12話 「蛇の心の中にいる蛇」
- 第13話 「外側と内側、そして秘密に対する不安の秘密」
- 第14話[エピローグ]「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー:フランツ・ビーバーコップの夢についての私の夢」
- 横道世之介
- ハネムーン・キラーズ
- ピアニストを撃て
- ファンタズマ
- ぼっちゃん
- ザ・マスター
- ムーンライズ・キングダム
- オデット
2013年2月の映画 19本
今頃になってやっと2月の映画メモ。
- あるいは佐々木ユキ
- 共犯者
- SCORE
- パルプ・フィクション
- 星の長い一日
- フタバから遠く離れて
- ブリーダー
- Fear X
- 光と闇の伝説 コリン・マッケンジー
- みなさん、さようなら
- 同じ星の下、それぞれの夜
- フットボール・アンダーカバー
- ローカル・サッカー・クラブのヒーロー
- 親密さ
- 親友の恥母 白い下着の染み
- キャバレー日記
- 人妻セカンドバージン 私を襲って下さい
- エンド・オブ・ザ・ワールド
- ゼロ・ダーク・サーティ
2013年のお正月
いつも通り大晦日は横浜で年越しをして、いつも通り元日の新幹線で滋賀に帰り、もう小さな甥っ子たちが可愛いの可愛くないのって(可愛いんだけど)、1月2日は墓参りしたり実家でダラダラして、1月3日に京都に寄って、こぐま更新係と少し飲んで、その日のうちに東京に帰ってきた。
更新係に会うのは1年ぶりだったが、いつも通りにやつれていた以外は、特に変わった様子はなかった。厄年の話をしたが余り参考にならなかった。ディランとかニール・ヤングの厄年近辺のアルバムを調べてみて、持ってかなかったら買おうと思った。
1月4日。早稲田松竹で成瀬巳喜男2本立て(めし、稲妻)を観て、夜は高円寺で古い友人と飲む。はるばるシアトルからの来日。震災の話とか、選挙の話とか、組合とか教育とか三池崇史とかストーン・ローゼスとかその他諸々。
年末からずっと飲み続けていたのが祟ってか、その日から喉が痛くて、翌日は寝込んでしまった。
12月の映画 16本
12月はちょっと仕事で落ち着かなかったのと、忘年会やらライブやらで本数が減ったっぽい。でもいいのよ、わしら『ホビット』を2回、吹替版と字幕版で観ることが出来たから。
- 東京暗黒街・竹の家
- サイの季節
- ハハハ
- 愛のゆくえ(仮)
- ドコニモイケナイ
- アバンチュールはパリで
- アバンチ・ポポロ
- ホビット 思いがけない冒険
- サンタクロースをつかまえて
- ローラ
- マルタ
- アべンジャーズ
- サイド・バイ・サイド
- 最愛
- マリア・ブラウンの結婚
- ホビット 思いがけない冒険
2012-2013
今年は例年にもましてダラダラと過ごした1年だったような気がする。映画は今日これから観る1本を加えれば、282本を映画館で観たことになり、これはやはり尋常なことではない。大学生くらいのころからずっと1年に50~60本程度だったのが、ここ数年おかしな数字になっており、まあ仕事の都合をつけられるようになったのと、他にやることもないし・・ということかもしれない。自分でもよくわからない。
本もCDもDVDも、置き場所がいよいよなくなった。際限なくモノがおける広い家に越したいが、あまり簡単なことではないだろう。映画ならモノが増えなくていいと思ったが、肝心の映画館はどんどん閉館してしまうようだ。なにをして過ごそうか・・と余生みたいなことを呟くのも時間の問題かもしれない。20年くらい前から老けてるって言われてたので、今更言われてもなんともない。
来年はもうちょっとTwitterだけじゃなくて、ブログも書こうと思う。何かを思っても、かたっぱしから忘れていってるような気がするし、映画も本数観ればいいってもんじゃない。なんかこう、もうちょっと、くたびれた感じでもいいからバタバタ、ジタバタしてみたいなと思ったりもする。
のんびりと日々を暮らしてしまっていて、食べることと酒を飲むことばかり考えていて、冒険なんて考えてもいないなんて、まるではなれ山へ冒険に出る前のビルボ・バギンズくん(50歳)のようではないか。そう考えると、131歳で灰色港に向かうまでまだかなり時間はある、よね。
魔法使いがいいました。「それではだめじゃ。だれかひとり、とびぬけた勇士、いや英雄がいなくては、それはできないぞ。だから、わしは英雄をみつけたかったのじゃ、ところが勇士たちはみな、とおい国々に戦争に出かけているし、このあたりには骨のある奴があまりおらん。いやひとりもおらん。この国では剣はなまくらだし、ほこや斧は、ただ木をきる道具で、たては赤んぼのゆりかごか、皿入れになっているしまつ。竜などは、この世のほかのもので、ただの伝説になっている。だからこそ、わしは忍びこみを考えたのじゃ、ことに、秘密の入口のことを思いだしたのでな。で、それが、このビルボ・バギンズ、よりぬきの、とびきりの忍びの者となったのじゃ。さ、話を進め、計画を練ろう」
J.R.R.トールキン『ホビットの冒険』より