『宇宙戦争』

5/30。バウスシアターで爆音映画祭スピルバーグトム・クルーズの『宇宙戦争』。

爆音で鳴り響く異星人のマシンの異音。人間の踊り食い。ダコタ・ファニングの悲鳴。そして何も出来ず逃げ回るだけのトム・クルーズ。ダコタがちっともかわいくないのだが、それでもがんばるトム父さんはいじらしい。お兄ちゃん役のジャスティン・チャットウィンは2009年にドラゴンボールで悟空役を演じるという数奇な運命を辿ることになる。

異星人たちが余りに程度が低いのでどうしようかと思ってしまうが、きっとあんなタコ野郎たちにいともカンタンにひねり潰されてしまうのが僕ら人間である。吐瀉物にまみれ、血反吐と轟音と殺戮の大地がスクリーンにあった。ああ悲しい、というか楽しい。