東京 3-0 名古屋

始まって3分で石川のドリブルシュートが決まった瞬間、鳥肌がたった。もう何回目よ?という感じだが、おそろしいよあの感覚は。疾走感と足を力強く振り抜く感じと、ゴールネットを揺らす様はまさに神か悪魔か。クロスロードで魂を売ったか、もしくは長期のレンタルをしたのか。(でも真実は「毎日の積み重ね」だと言うのだからその方がもっと恐ろしい)

もちろん面白いのは石川だけじゃなくて、チームとしてうまく機能しているのを90分見るのが本当に面白い。2点目の前の4人が鮮やかに動いて得点したシーンも見事だし、後ろの4人(ブルーノ、今野、梶山、米本)のボール回しも見慣れた光景になりつつあるし、特に今野のセンターバックは毎試合毎に大胆になり、抜群の切れ味で守備をしていて、彼が東京に来てから一番輝く年になるんじゃないかという予感がするし、平山もやっぱり見ているだけでおもしろい。

こうやってずっと勝ってる試合ばかりを見てると、負けるのがとても怖くなるのだから、サッカーファンとはなんとも滑稽なものだ。