鈴木先生 第7巻

鈴木先生(7) (アクションコミックス)

鈴木先生(7) (アクションコミックス)

鈴木裁判ひとまず収束で、ひといきつくかと思いきや足子先生のエピソードに入って更にハイテンションの展開に。足子先生はモンスターとして描かれているようで、実はモンスターでもなんでもない。ゾンビの被害者/加害者の関係と同じで、みなあれは明日は我が身の感染者なのだ。モンスター。襲うもの/襲われるもの。鈴木先生は執拗にその補完性を描く。教えるもの/教えられるものの構図も同じ。

関係ないけど、都内もかなりの数の人がマスクしている。ジョージ・A・ロメロ的世界だなあという感想を持つと不謹慎だろうか。とりあえず仕事でボロボロな1週間で、新型インフルエンザを気にしているどころじゃなかったのだけど、満員の電車に乗ると、高校生の集団とかとすれ違うと、なんとなくザワザワした感じになるのは確かである。