「ヤッターマン」

土曜日。渋谷シネパレスで「ヤッターマン」

深田恭子にまったく心動かされない身としては、一体どんな映画体験になるんだろうと心配だったが、やっぱり深田恭子には1mmも興味が持てなかったのだけど、映画としてはそれなりに楽しかったなーという感じ。ドロンジョ様にグッと来ないとなると、ヤッターマン1号2号が徹底的に無視される(物語の中でフラフラしてるだけ)のがヤッターマンの本質なので、誰に注目して映画を見ればいいのか分からなくなって困ったが。

とりあえず岡本杏理という若い女優さんが三池監督に虐められてるのが良かった。「妖怪大戦争」の時にも太ももエロスが炸裂してたけど、今回もそこはキッチリ押さえてた。あとはボヤッキーの妄想の「全国3000万人の女子高生ファンの皆さん!」の映像化が素晴らしかった。そうそう、あれが拡大解釈というものだ。

あとこれはアニメの実写化、ではないですね。アニメの再アニメ化という感じ。徹底的に子供目線。エロもグロも子供の発想。それをそのまんま映画にするとこうなるよという実験のような感じ。後半のオールCG状態にはちょっと辟易した。GOEMONかよ、と言いたくなった。

ヒロトの歌うヤッターワンの歌も良かったですね。