「エロス+虐殺」
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2005/10/21
- メディア: DVD
- クリック: 12回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
アナーキスト大杉栄とその女たち。フリーラブ、フリーセックス。そして現代の大学生たちが交互に映画の中を行き交う。思想と肉体。理念と現実。大正と昭和。革命と生活。音楽はサイケデリックで猛烈に重いファンク。セリフは全てが異常に観念的。映像は美しさと狂気をたたえたアングルが続く。
でも、何が一番素晴らしいってタイトルがかっこよすぎる。「エロス+虐殺」ってなんてゾクゾクするタイトルだろう。まるで映画に必要なものを無機的に、数学的に書き出したようなタイトルである。これからもきっといろんな種類の映画を見ると思うけど、その時の一つの基準になるような、そんな映画。