千葉 4-2 東京 なにかの祭りに巻き込まれました。

biwacovic2008-12-07

行ってきました。J1最終節のフクダ電子アリーナ。千葉は負けか引分けで降格決定、勝ってもヴェルディジュビロの結果次第では降格か入替戦という状況。一方の東京は勝てばACL出場権の3位以内の可能性あり・・・という状況で、まあ悲壮感では千葉の方が圧倒的だけど、東京も負けるわけにはいかないという感じでした。

試合の序盤はそういうムードからガチガチの蹴り合いで始まり、徐々に東京がペースを握ってるかな?という展開。カボレのゴールの瞬間にガクッと千葉のテンションが下がった気がしたし、後半早々の長友のゴール後はもう諦めてるのかな・・と思うくらい手詰まりの感じでした。東京は余裕過ぎるというほどでもないけど、まあいつでも3点目が取れそうな気配で、後はACLの可能性かなーとか思いながら見ていたら、あっという間の1点、2点、そしてPK、そして4点目。冗談のような11分での4発逆転負けと相成ったわけです。

千葉は結果的にはヴェルディが負けて自動降格がなくなり、なんとおまけにジュビロも敗れるという速報もキター!で、残留決定。狂喜乱舞する千葉の人たちと、なんか呆然とする東京の人たち。。まさかの祭り状態になったスタジアムはとっても微笑ましかった。人間というのはホントに色んな表情をするし、サッカーの時にはそれば90分の間にとんでもない落差(泣き顔、笑顔)を見せるからより面白い。

まあ、東京は明らかに油断しちゃったし(鹿島のように1点を守るサッカーとか、確実に追加点を奪っていくってのが出来ればね。。)、千葉にはもう幸運としか言えない何かがあったとも思うけど、1年を通した結果としてはフェアだったんじゃないかなと思ったりした。特に、大量に主力が移籍した中での巻の頑張りには、なんとなく涙を誘うものがあったし、この日もやっぱり無謀なまでに泥臭く走りまわっててジーンとしてしまった。

そういえば先日、新潟戦の後に書いたこと↓の通りの結果になってしまってちょっと驚いている。なんか今年のJリーグの神様は映画マニアだったのかもしれないね。

ちなみに、ホラー映画の登場人物的に現在の残留争いをキャラづけすると・・・

あと、初めて行ったフクアリは素晴らしく見やすいスタジアムで、食べ物も充実してるし、ムードはゆるーい感じだし(残留かかった大一番なのに!)、なんかいい感じだなーと思ったのでした。